子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

このブログを書いてきて、思ったこと。

 

おはようございます。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

ダンナが、
チャマログを見て』
と言ってきた。

チャマログ』というのは、
ダンナが書いているブログのことだ。

思い起こせば数年前

それは、
わたしがこうやって、
『子供がいない自分』というのを
テーマにして、
ブログを書き始めたころのことだった。

『そういうのを書いて、
体調は大丈夫なの?』
そう、ダンナは言った。

自分のなかの『もやもや』を、
活字にし始めたら、
もっと『もやもや』になって、

ツラくなるんじゃないの?
と、そういう意味だった。

わたしは、
実際のところ、
よくわからなかった。

ただ、
『コレを書こう』と思った。

静かに、
静かな自分の部屋で、
ひとりになって、

窓から見える
庭の緑が、
風に吹かれてゆれている、
それを見つめながら、

脳裏に浮かんでくる
自分の心の『言葉』を待った。

ダンナは、
そういうカンジで、
わたしのことを
ずっと『心配』していたので、

『更新していること』も、
『ブログの題名』も
知らせないまま、
時は過ぎて行った。

あるとき、
『わたしの体調が良くなってきたね』
という話になった。

『実は、
ブログを書き続けていたんだよ』

そこで、
久しぶりに
『わたしのブログ』の話になった。

いいタイミングだった。

以前から、
『わかってもらいたい』
と思っていたことを、
ダンナへ伝えようと思った。

『もやもや』を書いてきたけれど、
わたしの中の『もやもや』は
悪化しなかったということ。

というか、
だんだん、
『薄れてきている』ように感じる
ということ。

そして、なによりも、
わたしのブログを
見に来てくれるかたたちは、
『優しい人』が
とても多いのだということ。

『心のあたたかい人』が
とても多いのだということ。

『書いてくれてありがとう』とか、
『わたしもそうだった』とか、

『共感できる部分があった』、
『気持ちを
代弁してくれているように感じた』とか、

拍手ボタンから
こんなコメントをいただくなんて、
思ってもみなかった。

わたしは、
それに感動したのだと。

わたしは、
『自分のことがヘン』なのかと
『もやもや』と、
ずっと思っていたけれど、

実は、
『ヘン』
じゃなかったのかもしれない。

『子供が欲しかったけど、
できなかった』ってことは、
ツラくて、悲しかったり、
『嫉妬心』『罪悪感』に
とらわれたりするものなんだよ。

それでも
いいんだよ。

それが『正常』なんだよきっと。

そしてそれを
みんな
『乗り越えていく』んだよと。

あるときから、
わたしよりも年上の方々が、
『わたしたち夫婦も、
一緒に本屋さんへ行きますよ』とか、

『今でも仲良しです。
楽しいですよ』
とコメントをくださるようになった。

わたしは
自分の今いる『暗闇の場所』から、
『希望の光』を見つけた。

そうか『子供がいなくても、
わたしはこのままで、大丈夫なんだ』
そう思うようになっていった。

ダンナは、
そんなわたしの姿を
ずっと見てきた。

そして言った。

『だから、元気になったのか』と。

ブログを書き始めたから、
『変わった』のだと。

それからしばらくして、
ダンナのブログが生まれた。

『夫婦2人生活』に、
『猫が一匹』加わると、
『すごく楽しい』というのを
つねづね感じていたからだ。

そしてそれを、
誰かに伝えることができたら、
自分はとてもうれしいのだと。

そうだよね、
『猫っていいよね』と、
共感してくれる誰かが、
どこかにいて、
笑ってくれたら、

それは
とてもうれしいことだからと。

『共感してくれる人』がいることで、
人はホッとする。
元気になれる。
笑えるようになる。

うーむ
そうだったのかー。

こういうことだったのかー
と、今さら
『共感のスゴさ』を知ったわたしは、

今年42歳。

ここまで元気になれたのは、
このブログにお越しいただいた、
みなさまのおかげです。

本当にありがとう。

追伸

犬でも、
熱帯魚でも、
カブトムシでも、

ハムちゃんでも楽しかったです。

スズムシは、
大量発生し、
スゴイことになりました。

いつか、
大きな庭のある場所で、
ビーグルを2頭飼って、

放し飼いにすることが夢です。

アヒルとカモ、

そうだ、
小鳥もいいなぁと
思うようになりました。

チャマログ
http://chamalog.com

ahiru3

 - わたしが授かったもの