子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

『かわいそう』という言葉について考えてみた。

 

こんばんは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、
『かわいそう』
という言葉について、
考えてみようと思う。

先日、
知人が『ある出来事』で、
めちゃくちゃ
腹を立てていた。

というのは、
自分が離婚して、
女手ひとつで
娘さんを育てているんだけれど、

とあるオッサンから、
『お父さんがいないって、
娘さんがかわいそう。』

というようなコトを、
言われたんだって。

彼女は
ダンナが、
『お父さん』の役割を
してくれないから、
長い間、
すごく困っていた。

それで、一生懸命考えて、
何度も何度も
話し合っては悩み、

苦渋の末、
くだした決断だった。

『子供の幸せ』を
第一優先にして、
考えた結果が、
『離婚』だった。

『離婚』
『離婚』って

その言葉だけは、
色んなところで
簡単に目にするけれど、

『離婚』というのは、
『結婚』する時よりも、
ものすごく
膨大なエネルギーが
必要なのだそうだ。

ものすごく、
ヘトヘトに
疲れるのだそうだ。

この困難な状況から、
前へ進むために、

人生を
切り開くために、
立ち上がる。

彼女は、
どうしてわたしの娘が
『かわいそう』
と言われなきゃならないんだ!

そう言って、
怒っていた。

そういう風に思う
そのオッサンの
『心』が許せないのだと。

わたしも、
そう思う。

どうして、

『離婚』
=『子供がかわいそう』
とか、

勝手に
『決めつける』のだろうか。

どうしようもない、
『へんちくりんな男』が
『お父さん』だったら、

『いないほうがマシ』
っていうことだって
この世の中にはたくさんあるのに。

そんなことも
わからないのかー。

へんなの。

視野の狭い、
へんな
オッサン。

ああそうか、
『視野が狭い』から、
その狭い範囲でしか、
物事を考えられないってことか。

なるほどー。

そういえば、
『子供がいない』と
コチラが言うと、

『かわいそう』
と、
条件反射のように
言っちゃうヒトがいる。

そうかな。

べつに
かわいそうじゃないんだけど、
なんで、
『かわいそう』だって思うの?

とか言ってみたら、

このひと、
いったい、どういう顔をして、
なんて答えるんだろうか?
と、
ふと思うコトがある。

ちょっと調べてみたところ、

『かわいそう』
っていう言葉は、

『ヒトに言う』には、
あまり、
『良い言葉ではナイ』のだそうだ。

『懸命に生きるヒト』に対して、
『ほこりを傷つける言葉』
なんだって。

というのは、
『かわいそう』と言っている側は、
『相手に同情している』
ように見えるけれど、

実は、
心の内側、奥底に、
『このひとよりはマシ』
『わたしはこのヒトよりは幸せ』
っていう

『見下ろす』
『傲慢な心』がひそんでいる
からなんだって。

なるほどー。

だからなのかな、
『言われる』と、

『え?』
ってなるのだ。

なんだか、
ビックリするんですよね。

うわー
『かわいそう』って
言われちゃったよー

わたしって、
そんなに
『ミジメな人間』ですかねー。

と、
そう思うワケです。

わからなかったら、
一回、
誰かから、
言われてみるといい。

よーく
その気持ちが
わかると思います。

そういえば、
思い出しました。

『車いす』で生活をしている、
親戚がいるのですが、

『かわいそう』
とヒトから言われると、

激怒します。

もう、
めちゃくちゃ、
激怒します。

手がつけられません。

そりゃそーだ。

彼は、
『一生懸命、
生きている』んだから。

『なんで、
あんなヤツに
言われなきゃいけないの?!』
って、
怒ります。

もう、
大変です。

『かわいそう』という言葉は、
『ヒトのほこり』を踏みにじる

破壊力がある。

オソロシイ。

わたしも
発言には、
気をつけなければ。

『かわいそう』は
ナシだな。

ヒトに
『かわいそう』って
言いそうになったら、

そこには、
傲慢になっている
自分がひそんでいるってことだ。

正座して
反省だな。

ああオソロシイ。

ではまた!
本日もお越しいただき、
ありがとうございました。

明日も
すがすがしい一日をお過ごしください(^^)v

 

今日、気づいたこと

 

とは言え、
自分のことを
『かわいそうだなー』と

自分自身で思うのは、

べつに、
なにも、
気にならないのでありました。

わたしの場合は
なのですが(^^)

あーもー

わたしって、
『ホント、かわいそー』
と言って、

しくしく、
びーびー
ひとりで
泣いたりすると、

なんだか、
スッキリ。

不思議な
癒し効果があるのでした。

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