時間が経つと『元気』になる。『時間が解決してくれる』ということ。

こんばんは
いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

今日
ウチの小庭へ
『サル』が出た。

ビックリした。

家の前の道へ出て、
ふと顔を上げたら、

隣の空き地の
『塀の上』を
フツーに歩いている、

ちょっと太めの
『うす茶色い』のが
目に入ってきた。

ウチのチャマが
ああいうかんじの『色』をしているので、
一瞬、
あれ？と思ったんだけれど、

『よいしょ』と腰かけて、
両手で持った『赤いもの』を
もぐもぐと
やり始めるではないか。

『！』

さっ
さるだー！

もぐもぐ
もぐもぐ、
皮をむいて、
ものすごくうれしそうに
食べていた。

『うわっ
あいつ、ほっぺたパンパンだ！』
ダンナが言った。

そーいえば、
なんで、
そんなところで、
『腹いっぱい』食べているのか
不思議になった。

わたしは、
わたしの大切な
『ブラッドオレンジの木』
のことを思い出した。

３年前、
殺風景だった我が家へ
やってきた、
『ブラッドオレンジの木』

 

当時『不妊』に悩み続け、
もう、どうしようもなく
『沈んでゆく、
ツライ、暗いココロ』を、
『どうにかしなければ』と、

やったことのない
『鉢植えでの果樹栽培』を
思いついた。

どんな『小さなこと』でもいい。

なにか『違うこと』を始めれば、
自分の中の『なにか』が
変わるんじゃないかと思った。

『ブラッドオレンジ』は、
当時、国内では
『愛媛県』と『和歌山県』
『大分県』の
『ごく一部の地域』でしか
作られていなくて、
わたしの住む街までは
流通してこない果物だった。

ビタミンC、
アントシアニン、
葉酸、
カリウム、
抗酸化作用
そして、
『ヘモグロビン豊富』
という説もあるほど。

元気になりたかったわたしは、
『苗木』を探し回り、
やっとネットで見つけた
この２本をポチリ。

そして去年、
初めて『２個』実をつけた。

すると、
『大きいほうの１個』を
鳥に食べられた。

もうそれは
『大ショック』で、

ポイ捨てされている
『中身が
スッカラカンになった皮』を
ひろって、
ボーゼンと
立ち尽くしたんだけれど、

なるほど、
でも、ひょっとすると、
今が『食べどき』なのかな？

残っている
『小さいほうの１個』を
ダンナとふたりで
『半分こ』にして、
大切に食べた。

もう、
なんというか、
とっても美味しかった。

そして、
今年は、
『もう片方の木』が
たくさんの実をつけた。

庭に出て、
『がんばってねー』とか言いながら、
時々『水をあげる』くらいしか
お世話をしていなかったのに、
今年はスゴイなーと。

『無農薬栽培』というか、
自然栽培？
放置栽培？

それともダンナが
わたしの知らない間に、
お世話をしてくれていたのだろーか。

そして今日、
あの『サルめ』が
それを
ほっぺたいっぱいに、
モグモグ
おいしそうに食べていた。

ばんばん
ばんばん、皮をむいて
２個も３個も、
もぐもぐ食っていた。

ガーン。

食べごろは
『３月～４月』って
なってるんだけどなー。
食べるの早すぎないか？

そういえば、
昨日は記録的な
『大雪』だった。

さきほどは、
道を『テン』のような
小動物が
猛スピードで走って行った。

サルを見たカラスが
慌ててやってきて、
ヒヨドリと一緒に
ギャーギャー
バタバタやってるし。

今日は
とてもにぎやかだ。

そうか、
昨日から寒すぎだし、
『みんな』
山から街へ
降りて来たのかなあと。

ご近所には、
『キンカン』や『甘夏』
『ハッサク』系の柑橘類が
たわわに実っているのだけれど、

それらには
まったく目もくれず、

この希少な
『ブラッドオレンジ』を
お選びになるとは、
なんとお目が高い。

さすが
『ニホンザル』さま。

わかってらっしゃる。

今日はなんだか
不思議な１日だった。

『二地域居住』をしようと
思いついて、
『自然の多い場所』を
探している途中だけれど、

あれ？

ココで充分
『自然は多い』よなと。

もしかしたら、
気づいていなかったのは
『わたしだけ』で、
ココは
充分『田舎だった』ということかっ。

そうであったかー。

はてさて、
どうしましょうかなと。

すべて収穫した
７個のブラッドオレンジを見ながら

ちょっと
将来の『軌道修正』でもするかなと
ものおもふのでした。

ではまた！
『ビタミンＣ』を摂取して、
寒い冬を乗り切りましょう(＾＾)/

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 - ふたり暮らしの日常

苗と土は『花ひろばオンライン』で購入しました。
ブラッドオレンジには
『モロ』と『タロッコ』の２品種がありまして、
ウチの２本は
真っ赤な果実をしている『モロ』のほうです。
切ると『まな板』がスゴイことになります。
まさに『ブラッド（血！）』
ですが、『希少品種』なので、
『そういうこと』ひとつが、
『贅沢』『特別なこと』のように思えて、
なんだかとてもうれしいのでした。

なんと、
『くだもの』は『鉢』でも育てられるのです！