子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

『親の過干渉』は『娘の家庭』を破壊する

 

 

出産を間近にひかえている
『いもうと』が

実家の両親と
『縁を切りたい』と言い始めた。

理由は、
妹が再婚して、
新しく築こうとしている
『家庭』への

『過干渉』

ウチの両親は、
ここでハッキリと言いますが、

じつは『超ヘン』
なのです。

『ふつうの親』では
ないんです。

というのは、
『フツウの親』は、
『娘の築く家庭』について、

『たのんでもいない』のに、
『首を突っ込む』ことは
しませんよね。

だけど、
ウチの親は、
首を突っ込むどころか、

土足でズカズカ
あがってくるようなことを

いつもいつも
平気でするのです。

 

『親の過干渉』は『娘の家庭』を破壊する

 

『親の過干渉』を

そのまま
自由にさせていると、
エライことになります。

『自分の家庭』が壊れます。

わたしの
『妹の家庭』を
例にして、見てみましょう。

まず、1回目の結婚。

結婚してしばらくすると、
ダンナさんに対する
ダメだしが始まりました。

仕事の内容、
趣味の内容、

そして、
あなたのダンナは
『子育てしてないよね』

『趣味ばかり熱心だよね』

そんなダンナは
『フツウじゃないよ』
とか妹に言うワケです。

そして
『ダンナの両親』に対する
ダメだしも始まります。

あのご両親は
どうだとか、

あのお父さんの素性は
なんだとか、

妄想をふくらまして、
『あることナイこと』を
妹に言うのです。

すると妹は、
だんだんと、
こう思うようになりました。

わたしは
『とんでもないヒト』と
結婚してしまった!!と。

そして、
こんなのもう
『耐えられない!!』

『離婚する!』

『明日にでも離婚したい!』

とか
言い始めるように
なったのです。

 

そして『うろたえる』過干渉親

 

過干渉親は、
『離婚する!!』と言い始めた
妹に対して、

うろたえます。

なぜならば、
『世間体が悪い』からです。

はあ?
なんで?

強引に
『離婚に導いた』のは
『過干渉親』のほうじゃん

それを
なんでいまさら
『うろたえる』のだろうか?

と、
姉のわたしは、
はたから見ていて思いました。

身に覚えのない
『ダメだし』をされた
ダンナさんとは、

ドロドロ
長期、泥沼
協議離婚。

『過干渉親』は、
離婚して『アパートに住む』のは、
『品が悪い』とか言って、

離婚してボロボロな妹に
『マンション買え』
とか言うし。

もうね、
いったいなんなんですか
アレは。

『世間体』
『セケンテイ』って!

 

『過干渉親』とは、適度な距離をとろう

 

そんなこんなで、
いろいろあった妹も、

次のダンナさんと出会い、
新しい家庭を築き始めました。

そしてあるとき、
自分の親が
『過干渉親』で、

このまま
野放しにしていたら、
『自分の家庭が壊される』と
やっと気づいたのでした。

いやぁ
よかった
よかった。

やっと
気づいたか。

こればかりは、
『親を信じている』から、
『自分で気がつく』しかない。

そうです。

わたしたち姉妹の両親は
『過干渉親』なのだと。

ぎゃー
逃げろー

『過干渉親』は
わたしたち子供の作る

『新しい家庭』を
根本から
破壊するぞー!!

しかし、
『過干渉親』と
『距離を取ろう!』と
決心したものの、

妹には『娘』と
つぎに生まれてくる
『あかちゃん』がいますので、

その距離感が
『とてもムツカシイ』という
現実に、いま直面しています。

『過干渉親』ではありますが、
『孫』から見ると、

ただの
『おじいちゃん』
『おばあちゃん』なのです。

あーあ。

わたしは、はたから、
『妹の家庭』を見ていて、

いったい
『これはどうしたものか」と
思います。

『過干渉親』には、
娘の私たちが言う言葉が
耳に入らないのです。

『理解できない』ようなのです。

だから、妹は、
『孫に言わせようか』とか
言いますが、

あー
『そんなことしていいのかなー』
とか思います。

ムツカシイです。

とっても。
ムツカシイです。

近すぎる。
近すぎるんです。

両親が。
『過干渉親』が。

そこに、
ラインを引いてあるのに、

スッとカンタンに
超えてくるんですっ。

もー
いったい
なんなのさー。

『家族』って、
テレビのCMなどを見てると、

バーモントカレーの
『家族団らん』だとか、

ファミリーカーの
『幸せいっぱい』感だとか、

マクドナルドの
『ハッピーファミリー』
まるだし感だとか、

やたらと
『美しく』表現されますが、

実際は、
ムツカシイことだらけだなー

ヤッカイなことだらけだなー

そして、どのあたりで、
『折り合い』をつけるかだなぁ
だなんて思います。

むー。

自分が『心から願う人生』を歩もう

 

自分の両親のことを、
いつも、もやもやと
考えますよね。

でも、わたし一人で
もやもや考えて、
『心を病んだ』ところで、

じつはひとりで、
『貧乏クジひいちゃった』状態
になるのだけなのです。

そしてそんなのは
おもしろくない!!

親の『ヘンなこと』で
わたしの人生の
『貴重な時間』を
ついやしてしまうのは、

ひじょーにもったいない!と
思うわけです。

『砂時計の砂』は
どんどん下へ
落ちていっているのです。

『残りの砂』は
『残りの時間』は
少ないのです。

そして、
親の人生も
『残り少ない』かもしれないけれど、

『わたしの人生』だって、
今日、事故にあって、
終わるかもしれないのです。

それでいいんですか?
ということです。

『親のことばかり』考えていて、
自分のことは
『あとまわし』になっていませんか?
ということです。

だから、このあたりで、
『自分の親』に対する
『思い』

『こうであってくれれば
よかったのに』
という思考からは
もう卒業し、

明日の自分のために、
『自分を最優先』にして
生きていくことが、

『自分自身の幸せ』に
つながるのだと
思ったのでした。

これからも人生、
いろいろあるけれど、

『両親の思うとおり』に、
『両親の願いどおり』に

『忠実に生きよう』と
するのではなく、

『自分自身』が
『心から願う人生』を、
生きていきたいものだと、

わたしは
つよく、つよく
思うのでした。

ではまた!!

 - これからの自分の人生を考える, ふたり暮らしの日常, 『毒になる親』幼少期の悲しい記憶