子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

『ひとりじゃない』ということ

 

DSC01055

(2014.5 小庭へ植えた『長崎ラベンダー』
このあとドーンと成長して、株がヨコへバラバラに広がるとは知りませんでした

 

おはようございます。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

また、昨日は
ダンナのブログへも
多くの皆さまにお越しいただき、
本当にありがとうございます!

『あああ、
誰も見に来てくれない…_| ̄|○ 』

『やっぱり、
ダメなのかなぁ、オレ (/ _ ; ) 』とか

ブログを開始した当初から
ずっと言っていて、

『そんなことないよ。
ダメなんかじゃないよ。

ただ、“チャマログ”が、
誰にも気づかれていないから、

誰も来てくれないだけなんだよ。

かわいい写真がいっぱいの
秘密基地の“うにちゃん”とかとは
ちょっと違うから、

思っていることを、
毎日、コツコツ書いて、

こんなこと思ってるオジサンがいます
って、
めげずに “書き続ける”

そうしたら、
地球上のどこかで、

「へー、こんなことを思うオジサンがいるんだー」って、
誰かが気づいてくれて、

ひとり、ふたり、
見にきてくれるヒトたちが
少しずつ増えていって

「自分の思いに、
共感してくれるヒトがいるんだ」

ひとりじゃないんだ、
うれしいなぁって

そういう時が、
いつか必ず来ると思うよ』

と、毎日のように
ダンナへ声がけしていました。

わたしは、
ブログ『子供のいない人生を歩むことにしました』
を書く前は、

本当に、
心がもう『ひとりぼっち』で、

近くに、
こんなことを話せるヒトもいない。

ヘタに話すと、
『あらぁ、考えすぎよぉ〜!』とか

みょうに励まされたりして、
それがどうにもこうにも
ツライ。

そして、
そんな風に思う自分は、
『ヘンなのだろうか』と

すごく、
思い悩んだんです。

そうこうしていたら、
だんだんと、
家からも出れなくなっちゃって、

1ヶ月に1度の
美容院へ行くのも
本当にしんどくて。

だから、それが、
2ヶ月とか、
もう、どんどん日にちがのびていって。

そしたら髪の毛も
すごくヘンな感じにのびちゃって、
なんだか、ゆううつ。

すべてが憂鬱で、重い。
いろんな意味で、もう頭が重い。

ヘンな髪型にしか、
決まらないから、
『自分の姿を誰にも見られたくない』
とまで思い始めました。

一日中、
テレビのある部屋の、
ちゃぶ台の前に座って
動かなくて、

ダンナからは、

朝出かけるときも、
夕方帰ってきたときも、

『はなちゃんは
いつも、同じところに座ってるね』
と、言われました。

おお
なるほど。

たしかに、
わたしはいつも、
このちゃぶ台の前に座ってるなーと。

そんなダンナは、
『何もしなくていいよー』と
言ってくれて、

でも、
料理とかは、苦手だから、

コンビニのパンとか
カップラーメンとか
レンジでチンのパスタとか、
できあいの物を仕事帰りに
買ってきてくれました。

そしてそれを、
片付いていない
暗い部屋で、

明かりをつけて、
ふたりでちゃぶ台の前に座って、

この薄皮あんぱんって、
おいしいよねー
とか話しながら、

5個入りのうち、
わたしが2個、ダンナが3個食べたりして、
時を過ごしたのでした。

でも、体重が、
体重がどんどん増えていきました。

腹筋が自慢だった
『ダンナのハラ』が、
でっかい鏡餅のように、
デーンとなって、
重力で垂れ下がり、

わたしのほうは、
胸の下に、
もう、ひと房あるのか?
いや、それ以上か?
というくらいの下腹が、
ボム、ボムと。

まあ、
夫婦ふたりで、デブになって、
ふたりさえよければ、
それでいいんじゃないのー
とか、

ダンナなんて、
『いーから、いーから』とか言って、
チキンラーメンとUFOとか、
ふたつも食べたりして。

すると、今度は、
来て行く服が
もう『入らない』ワケです。

だから、ますます、
わたしのほうは、
家から出るのが苦痛になっていきました。

そして、なんだか
『あーあ、
もうわたし、無理だなー』と

もーダメだと。

でも、そう思った時、
わたしは、ちゃぶ台の前で
ノートパソコンを開いていました。

『子供のいないヒト』は、
どこかにいないだろうか、

それから毎日、
探すようになったんです。

で、
わたしはしばらくの間、
『ずっと見てるほう』の側の人間で、

あーそうなんだ、
やっぱりそうなんだ、

やっぱり
『美容院には、行けなくなるよね』
うんうん。

とか、思ったりして。

で、
わたしは、こんな思いを
13年間もひとりで胸に抱えながら
ずっとモヤモヤ生きてきて、

でも
『コレは、ちょっと
長すぎただろう』と。

わたしの、
いったい何が、
こんなに長期間、
自分を苦しめたんだろうか?

そう考えるようになりました。

そのとき、ふと、何かで、
『本はともだち』
っていう言葉を聞いて、

自分の近くに、
『わかってくれる友達』がいなくても、

本屋さんや図書館へ行けば、
ほら、

時代や住んでる場所を超えて、
たくさんの人たちの
『思い』や『考え』を、
知ることができるよと。

そこには、
『本』という形になって、
『共感しあえる友達』や
『教えてくれる、人生の先輩たち』がたくさんいるよと。

で、本屋さんと
図書館へ通うようになって、

はじめは、
何から読んだらいいか
わからないから、

『google検索』を開いて、
自分が思っている『言葉』

『つらい』『抜け出す』
とかで、検索をかけて、

検索結果へ表示された
『amazon』の部分を
よく見ていました。

で、目次やレビュー
ためし読みの部分を読んだりして、
その本を探しに行く。

でも、
なんか違うなーと思ったら、
いいなー
というところだけ読んで帰る。

そしてまた、家で検索して、
本を見つける。

ココは九州の大分県で、
地方だから、
本屋さんは小型か、中型規模。

その日にどうしても、
見つけることができなかったりする。

だからときどき、
福岡天神の、
大きな『ジュンク堂』まで
車で2時間かけて
ダンナと出かけるようになっていった。

わたしは、
そうやって、自然と
少しずつ、
外へ出るようになっていった。

そうして今がある。

本とブログとネット環境
っていうのは、
本当にスゴイと思う。

わたしの生活している
このリアルな世界では、

わたしの悩む『マジメな質問』に
わかるように答えてくれる人とは

なかなか出会えなくて。

だけど、
『この世界』では、

自分から、
ひそかに『見つけに行ったり』
『見つけてもらう』こともできる。

わたしのブログは、
『わたしはいま、こう思っています』と、

こういう風になっていて、
わたしはいま、
こんなことを思っていて、
もう、どうしようもないです。

でも、
元気になりたいと。

そうしたら、
そんなわたしを、
見つけてくれたヒトたちが
ひとり、ふたり、
来てくれるようになって、

ポチの足跡や、
言葉を残して行ってくれるようになって。

だから、
わたしは元気になれたんです。

『ひとりじゃないだ』
『わたしは、苦しんでもいいんだ』

そう、
思えるようになったから。

わたしがこのブログへ、
『フラッグカウンター』という

ココへ来てくれたヒトの
『いる国』と『人数』が、
世界地図と、
国旗という形で目に見える

この『カウンター』をつけているのは、

『わたしの書いているブログへ
こうやって、たくさんのヒトが
毎日、毎日、
訪れてくれています』と

だから、
『ひとりじゃないですよ』
というのを伝えたいからです。

つらい時は、
空を見上げてみてください、

同じように、いま、
空を見上げている誰かが、
この地球上にもいます。

そうしたら、ほら、
ちょっとラクになれるよ。

なんて
わたしは、思っています(^^)

ではまた。

『ラベンダーの香り』が、
体と心と、
頭の中をラクにしてくれて、
よく眠れるそうです。

わたしは、去年、10株も
この小庭へ『長崎ラベンダー』の苗を植えました。

お手入れの仕方を知らなかったので、
この夏、ボーボーになって、

ビックリしました。

これもまた、
『笑い話』です。

 

 

はな流『元気を取り戻す方法』(2)

ツライ時は、空を見上げて
まるい地球を想像してみる。

この雲は、
どこまで流れていくのだろうか。
目でじーっと追ってみる。

自分の立っているココから、
目をつぶって、
北は北海道、南は九州・沖縄まで。

その海の向こうはバリ島、ハワイ、
アメリカ、カナダ、メキシコ、
フランス、イタリア、ドイツ、ロシア
いろいろ、
いろんな場所を想像してみる。

ああそうか、
嫌になったら、

『あーもー、ぜーんぶ、やーめた。
やーめた。やめた。
無人島か、別の国に住んじゃえ!』とか、

本気で思ってみる。
これが、開き直りとでもいうのだろうか。

日本語しか、しゃべれないんだけれど。
ね。

 - これからの自分の人生を考える