心の持ちかたひとつで、人生の運命は決まるということ。
【偶然見上げた青空】 ラッキー♪
こんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
突然ですが、
『結局は、
こういうことなんだろうな』
そう、気づいている自分がいる。
心のもち方一つが、
結局、人生の運命を決定するんだ。by中村天風
すると、
じゃあ、どうやったら、
その『心のもち方』っていうのを、
良い方へ導くことができるのかなぁと。
わたしは、ずいぶん長い間、
あーでもない、
こーでもないと、
自分なりに、いろんな本を読んだり、
考えたりしてきたのですが、
どうも、
この、『心のもち方』というのがわからない。
そして、ある日、
一冊の本と出会います。
盛大な人生
著 中村天風
1990年発売
まずもって、この本の
いったいなにが、スゴイかというと、
本の中身へ入る前に、
『価格』がスゴイのです。
『10,584円 ナリ』
プレミアがついているのではなくて、
ふつうに、この価格で売っているのです。
高すぎ!!
わたしは
驚きました。
こんな高価な本が
普通に販売されているんだなぁと。
(宗教の本ではありません。)
で、レビューを読むと、
多くのかたが、
『価格にビックリしたけど、読んでよかった!』
というようなことを書いておるワケです。
『これ以上の人生論の本はない!』とか。
『いろんな本を読んできたけど、
この1冊で十分だった!』とか。
で、
『暗い人生を送っているかた、
うまくいかないことが多くて、
ストレスをため込んでいる方には、
ぜひ読んで、
明るい人生を歩む参考にしてほしい』というお
レビューを見たときに、
おや?
それって、わたしのことだよねと。
じゃあ、ちょっと読んでみようかなと。
でもお試しで読むには
お高い。
ご近所本屋さんには売っていないから、
立ち読みもできない。
そこで、必殺
『図書館』利用。
すると、この本は、
何人もの『予約待ち』の状態で、
ずいぶん待たされたあと、
忘れたころに、
わたしの手元にやってきたのですが、
まるで
古文書を修復したような感じで、
ズッシリ。
はっきり言って、ボロボロ。
いったい、どのくらいの人たちが、
この1冊の本を、
読んできたのだろうかと。
行きかう人々は、みんな、
悩みもなく、平気な顔して、
日々を生きているように見えるけれど、
実はイロイロと悩んで、
この本にたどり着いたりしたのだろうかと、
この、年月の経過を感じる、
古文書のような本をながめながら、
そんな思いを巡らせたりして。
わたしは、ツラかった時代に、
この本を、おふとんの中で、
寝る前に読んでいました。
そこには、
『ツライとか苦しいという思いを、
心の中から追い出しちまいなさい』
そう書いていました。
元気でハツラツと、
イキイキとしたことを考えながら
眠りにつきなさいと。
えー
でも、そんなこと、
できないよー
できるわけないじゃん。
と、思いながらページをめくると、
『できないとか、思いなさんな』と。
そういうことは、いっさい思いなさんな。
とか、書かれているわけです。
わたしは
ずいぶん救われました。
そのあと、
『中村天風』さんって、
どんな人なんだろうって調べたら、
1968年、
わたしの産まれる6年前に92歳で亡くなられていて、
戦争の時代に生きるのは、
嫌なんだけれど、
でも、同じ時代に産まれて、
講演を聞いてみたかったなとか、
そんなことを思ったのでした。
ではまた!
明日も良い日になりますように。
『明日は良い日になる』と、自分の心が思えば、
『良い日になる』のだそうです。
わたしも、そう思います。
今日のひとこと
たとえ身に病があっても、
心まで病ますまい。
たとえ運命に非なるものがあっても、
心まで悩ますまい。
by 中村天風