子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

人間関係は、自分の心の持ちようで変えられる。

 

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こんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、職場のお仕事の関係で、
何人かのヒトと、数年ぶりに顔を合わせた。

思い起こせば、
ほんの1、2年前まで、
わたしは、
『ヒトには会いたくない』とか、
『誰にも会いたくない』という時期があった。
あれからずいぶんたったけれど、
今日は、ちょっとした発見をした。

相手の顔をチラリと見る。
『あ、あの人だ』と思う。

そして自分から先に、名前を呼んで、
『いつもお世話になります』と、
職場の決まり文句になっている、
ことばを口にする。

口角をあげて、
目に少し力をいれて、笑いながら。

わたしは、今日、
たった、それだけのことが
できるようになった自分自身が、
とてもうれしかった。

世の中のたいはんは、
自分の『思い込み』で成り立っているんじゃないかな。

そんなことを、
ふと思う。

『あのヒトは、
わたしのことをキライなんだろうな』と思うと、
それっぽいような空気が、相手との間に流れていく。

でも、何も思わずに、
コチラから、『おはようございます』と言うと、
相手も『おはよう』とか言って、

特に、なにもない、
少し、ほんわかした空気が流れていく。

これを、すれ違うたびに繰り返していくと、
相手が次第に笑顔を見せてくれるようになる。

『ああ、お疲れさま!
今日は暑いねー』とか。

ヒトは、
ひょっとすると、
誰もが、『自分を受け入れてほしい』と
思っているのではないだろうか。

無意識のうちに、
ヒトに『受け入れてほしい』
ヒトから『みとめてほしい』
そう思っているんだけれど、

なかなか、
うまいこといかない
とか。

そして気づいた。
ヒトに『自分を受け入れてもらいたい』ならば、
まずは
『自分がヒトを受け入れればよかった』のだと。

わたしには、
どうしてもキライなヒトがいた。
むかし、ヒドイ思いをさせられたことがあって、
わたしは、長いこと彼女を許せなかった。

だけど会社へ行くたびに、
視界へ時々、彼女が入って来る。

視界から消してしまいたいのに、
どうしても、時々接点があって、
顔を合わすことがあった。

そのたびに、
わたしは『イヤな気持ち』でいっぱいになった。

視線をはじめから外したり、
気づかないふりをした。

でも、
そういうことをしていると、
すごく疲れてしまう自分に気がついた。

あるとき、
もう、めんどくさいから、
こんなこと、もうやめよう。
そう思った。

そして、
日常のあいさつからやってみることにした。

アタマの中で、
なにも深く考えず、
彼女を今度見かけたら、
こちらからひとことだけれど、
口を開いてみようと思った。

『〇〇さん、おはようございまーす。』

彼女は、ビックリしたような顔をして、
『あっ、おはようございます』とわたしに言った。

ちょっと、
ほっとした。

それから、わたしは
彼女と普通に話せるようになった。

あ、でも、
『あの人が、あなたのこと、
こう言ってましたよ』が
口ぐせな彼女なんで、
日常会話の発言は、『失言しないように』
『用心しながら』なんだけれど。

日々生きていると、
いろんなことがある。

そうそう、
わたしの職場には、
こういうヒトもいる。

わたしは、
『彼女』のことを嫌ってないんだけれど、

御手洗でたまたま、顔を合わせたのが
『ふたりきり』だと、
『おはようございます』とか
こちらから言っても、

口を半分開け、
『はあ?』みたいな顔をして、

アゴを上げながら首をナナメにして、
目線も合わせずつっけんどんで、
肩で歩いていく。

結構な『戦闘モード』だと思う。

だけれど、
何人かのヒトが周りにいると、
わたしは、何も言葉を発していないのに、
彼女はわたしに、
『にこやか』な顔をやたらと返してくる。

『仲良くしていますよー』
って、周りの人へアピールしてるみたいに。

正直言って
こういうのはコワイと思う。

もう、ぜったいに、
影でめちゃくちゃ悪口言われてるなと思う。

なので、もう、
わたしは、彼女のことを『気づかない』ことにした。
心の中で、『いないこと』にした。

わたしの何が、
彼女をそういった態度にさせるのか、

そんなことは、
『わたしには、カンケーねぇー』
そう、思ったから。

ヒトとは仲良くしたいけれど、
誰とでも、仲良くなれるわけではない。

勝手に相手が、
わたしのことを嫌っていれば、

コチラがいくら仲良くしたくても、
仲良くなんてなれない。

あるとき、
そう思うようにしたら、
なんだか、人間関係が
ずいぶんとラクになった。

よしよし、
勝手に嫌っていなさいと。

悪口なら、どんどん言いなさいと。

知らねーよそんなの。と。

そんなこんなの、
会社員生活。

つながりたくないけれど、
ヨコのつながり、
タテのつながり。
いろいろ。

そういえば、子供がいると、
それはそれで、
親同士だとか、なんだとかの人間関係が
イロイロあるんだそうな。

ビックリするけれど、
『大人』なのに、
大人をイジメたりする人もいるんだって。
えー?そんなヒトもいるんですかと。

『大人のイジメ』かー。
おそろしいなと。

わたしは、『子供がいない』ので、
そういった人間関係の荒波に
のみ込まれたり、
戦うことはなかったけれど、

『ああ、けっこう、
タイヘンなんだな』と。

まあ、
そういう経験がないんで、
わたしは自分のことを『未熟者かな』とか、
思い悩んだ時期もあったけれど、

でもそんなことは、
考えるだけでも、
『ものすごく脳が疲れる』ので、
今はもう、何も思わなくなりました。

『未熟者』だろうが、
なんだろうが、
どう思われたって、別にいいやと。

そうですねー。
『わからないことばっかりなんですよー。わたし。』とか、
言うようになりました。

コレ、
結構使えます。

『ええー!?
そうなのー?
わからないとか、へんなのー
あなた、未熟ねー』
なんて、言われることは、今のところありません。

むしろ逆です。

『わからない自分』
『いまいちな自分』というのを、隠さずに、
先に自分から言ってしまえば、

なぜだか、
『相手』はそんなに『張り合ってこず』
時には、手を差し伸べてくれることもある。

不思議だなぁ。

人間関係とは、
自分の態度しだいで、
どういうふうにも変わるのだなぁと。

などなど、
もの思ふ、金曜日の夜。

あしたと、あさっては、
仕事が休みだ。

やったー
ウレシイ!

ああ、
毎日が、自由時間でありたい!

よっし、
『好きなことをして、毎日暮らせる生活』を
目指してみるか。

疲れる人間関係からは、距離を置いて、
気の合うヒトたちとふれあいながら、
毎日を笑って、楽しく過ごす。

そんな老後をめざしてみたいと思う。
今日この頃なのでした。

ではまた!
楽しい週末でありますように(^^)/

今日のひとこと

 

『嫌われたくない』とか、思わなくていい。
自分は自分のままで
それでいいのだ。

嫌っているのは、『相手の都合』
それは、わたしのせいではないのだ。

 - これからの自分の人生を考える