子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

どんなことがあっても、いつか元気になれるというコト。

 

こんばんは。

いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

先日、
あるヒトの、
『家の片付けの手伝い』へ
行ってきた。

彼は数年前に、
『大切な人を失ってしまった』のをきっかけに、
元気を失くしてしまって、

おうちの
『片づけ』をしたくても、
『片づけることができない』

『片づけなければ』
と思うのに、
『片づけることができない』
そんな毎日を送っていた。

そして次第に、
おうちへ
『ゴミ』がたまるようになってしまって、

ゴミステーションまで
『捨てに行こうね』と言っても、

『そうだね』
と細くつぶやく声が聞こえるだけで、

つぎに行った時も、
『そのゴミ』は、
『ソコ』へあるのでした。

それからしばらくして、
あるとき、
『お坊さんがお経をあげにくる』
と言うので、

え?
そうなの!?

『いくらなんでも、
これじゃあマズイだろう』
とおせっかいを
言ってしまったのをきっかけに、

『家の片づけ』を一緒に
手伝うことになり、

それはもう、
『なんじゃこりゃあ!』
というほどの、
汚れっぷりで、

一生忘れられない
『お掃除経験』となったのでした。

そして、
『お坊さん』は、
毎年最低1回はやって来るワケで、

それをきっかけに、
毎年、この時期は、
『こういうお手伝い』をするのが、
わたしたち夫婦の
『行事』となったのでした。

トホホ。

そして先日、
彼は言ったのです。

『アレも捨てたい』
『コレも捨てたい』

『いらないものを捨てて、
スッキリしたい』と。

『いらないものを捨てて、
新しい人生を歩みたい』のだと。

『たった一回の人生だから、
楽しみたい』のだと。

わあお。

なんということでしょう!

同一人物とは
オモエナーイ!

彼は変わった。

でもそれは、
『前のように元気になった』
とかではなく、

なんかこう、
たくさん、たくさん、
おおっていた
『なにか』が
年々、少しずつ
はがれていって、

見たこともない『芽』が出た。

新しい、
『NEW彼』
そんなカンジ。

わたしは思った。
ああ『ヒトは、
変われるんだなぁ』と。

それも、
『時間』とともに。

『変われるように
ガンバル』
とかではなくて、

時が経ったら
『自然とそうなった』
というカンジに。

わたしはなんだか、
すごく
感動した。

彼のことを
スゴイなあと
思った。

『彼の大切なヒト』は
『彼をお願いね』
と言って、
あの日、
旅立って行った。

だけど、
もし、
『彼女』がそばにいたら、
どんなにか
喜んで笑ってくれただろうかと。

見せてあげたかったなぁ、
この元気な姿を。

この、
楽しげな姿を。

わたしと
ダンナの帰り道。

『ゴミ捨て運搬用』として、
チャーターした
『軽トラ』を運転しながら、

夫婦ふたり。

『今年でもう終わり』かな?

いやいや、
来年もう一回あるかな?

いやー
どうだろう

もう一回、
やらかすんじゃねーの?
とか、
笑いながら。

外は、雪。

こんな日にかぎって、
『大寒波』で、
北風ぴゅーぴゅー。

だけど、
なぜだか、
ほっぺたが、
ぽかぽか暖かくて、
ゆるみっぱなし。

笑えて笑えて、
仕方がなかったのでした。

それではまた明日!
明日もいい日になりますように☆

皆さまにとっても。
わたしにとっても(^^)/

 - 今日、気づいたこと