子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

人生が変わりそうな予感

 

こんばんは
いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

なんだか、
人生が変わりそうな予感がする。

もちろん、
『良い方に』だ。

ただ単に、
ココから車で1時間半くらいの
『土地』を見に行っただけなのに。

ある日、職場で、
仕事の書類をとじたファイルを
両手で胸にかかえ、

ぐるりと周りを見渡した時に、
ふと思った。

あれ?

わたし、
いつまで、
『こういう生活』を
続けるのだろうかと。

職場のデスクの両隣は、
子持ちのママさん社員たちで、

後ろの席は
住宅ローン返済中で、
これまた
子育て真っ最中の
パパ社員だ。

上司や先輩たちは、
『家と子供の学費のこと』を考えると、
『70歳まで勤めたい』
とか言っている。

そして
その後ろを、
まったく同じように、

まるでトレースするように
新婚生活を始めた
男性社員がいて、

『マンションが欲しい』のだと。
『嫁さんを養って、
子供は二人以上欲しい』のだと、
元気ハツラツ。

他には、
独身社員が少々。

社内外のどこかに
『出会い』はないものかと、
恋愛相談。

わたしは?

わたしは
いったいココへ、、
ナニしに来てるのかなぁと。

『子供の学費』
とか無いのに、

朝早くに身支度をして、
バスと電車を乗り継ぎして、

職場では、
いろんな作業と、
誰かの困りごとを聞いて、
手伝って、

心と体はクタクタになって、
夕方遅くに帰宅する。

わたしの勤める会社では
『男女平等』なので、
『出世』すると、
夜遅くまで
働かなくてはいけない。

だからわたしは、
この会社に居続けるのならば、
ずっとヒラでいたいと思っている。

出世欲はない。
たんたんとしたものだ。

同僚と、
さしさわりのない、
少しの雑談をして、
仕事の話をして、
そして家へ帰って来る。

1か月間そういうことをして、
決まった日に、
決まった額のお給料をいただく。

『仕事に就ける』だけ、
マシじゃないかと。
ゼイタクだという見方もあるだろう。

だけど、
『なにか、
違うんじゃないか』
そう思うのだ。

わたしには、
養わなければならない
『子供』
なんていない。

なのに、
養わなければならない
『子供』や『奥さん』が
いるひとたちに囲まれて
毎日を過ごしている。

そう。

これはね、
『価値観』が
合わないのです。

まったくもって、
合わないのであります。

生きている中で、
自分の求めている
『価値観』が
まったく違う世界に
わたしはいる。

ハッキリ言って、
『息苦しい』

もっと、
両手を広げて、
スーハーと、
大きく息ができるところへ行きたい。

『違う生き方をしたい』

『自宅と会社の往復』
という生活を、

『どうにか変えたい』
そう思い始めた。

あるとき
広げた雑誌の、
『二地域居住』という
活字が目に入った。

『二世帯住宅』なら
知っているけれど、

『二地域居住』なんて、
知らなかった。

そこには、
『東京に住んでいて、
仕事を持ちながらも、

週末は
車で1時間半ほどの
緑の多い場所にある
古民家で過ごす』という、
夫婦や
ファミリーの生活が書かれてあった。

『今の家』はそのままで、
平日はいつものように過ごし、

山や
海の近い、
自然の多い場所
『気に行った場所』へ、
『家を、もう一軒持つ』

そういうことだった。

今は、
『空き家』が多いから、
地域や条件によると、

『広い土地がある古民家』でも、
家賃1万円前後からで
スタートできるのだとか
書いてあった。

『家賃1万円!?』

なんと、
現代では、
そういうことができるのかと。

見方を変えると、
『別荘』ってことですよねと。

『ただの一般庶民』であるわたしは
とても驚いた。

それから、
いろいろ考えて、

こんなのがあるんだよと
驚くダンナに説明して、

『買うと100万円だって』
と言っては、

ふたりで
また驚いて、
またイロイロ考えて。

そして、
『家賃1万円で、
広大な土地のついている物件』を
探し始めた。

ある。
探すとある。

けっこうある。

しかし、
『築年数不明』とか
『築100年』とかだったりする。

こりゃー
手ごわそうだなとか
おののいてみたり、

コレっていったい、
『何時代』の物件なんだろう?
とか
遠い昔へ、
思いをはせてみたりする。

『井戸』って、
スゴイなとか。

『水洗じゃないトイレ』とか。

7歳くらいの時に見た
アレか!とか。

うわー
アレかー!

けっこう
ヘビーだなー

わたし、
こんなカンジだから、
ココで生きて行けるかなぁ、

どうしようかなぁとか
思ったりして。

そうそう。

自分たちのイメージする
『気に入った物件』と出会うまでは、

3年とか5年とか、
けっこう年数が
かかるものなのだそうだ。

なるほど。
気長に行こう。

わたしたち夫婦の、
『物件探しの旅』は、
続くよ続くよ、どこまでも。

なんだか、
ココロが
ワクワクし始めたのを感じる。

いいぞいいぞ
その調子だ。

きっとこの方向だ。

それではまた!
明日もステキなイチニチになりますように☆

皆さまにとっても、
わたしにとっても(^^)/

 - これからの自分の人生を考える

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