子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

『無知』からの脱却。『お金』と『保険』をゼロから学ぶ。

 

 

『FPの教科書』という本が
本棚の奥から
でてきました。


みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年

 

ちなみに、
購入してから、
読んだのは

『2回くらい』で
ゴザイマス。

ザセツしました。

 

そもそも
なぜ、この本が
ウチにあるのかというと、

このブログにも
先日から書いている
『ウチの母』が

やたらと『お金』に関して
『不安』を
あおってくるからです。

 

【『母とわたし』についてはコチラから】
⇒『娘の人生』は『お母さんの人生』ではない

⇒『三毒』に振り回される。わたしも母も『そういうヒト』

 

それはもう、幼少期から
ずーっと。

そして
わたしが結婚してからは
さらに強烈に
なっていきました。

あなたたち、
『保険』に入っておきなさいよっ

とにかく
『保険に入りなさい』と。

そして、
わたしたち夫婦に
『子どもができないようだ』と
気づくと、

あなたたちには、
子どもがいないんだから、
『保険に入っておきなさい』と

老後、老後、老後
心配、心配、心配

と言うわけです。

『心配の正体』が
なんなのかも知らずに。



『保険』に無知だったわたし

わたしの住む大分県では、
『にごじゅう』という
方言があります。

『2×5=10』
のことなのですが、

『2×5』と言えば、
『10』になるのは
『当然』なので、

『にごじゅう』という方言は、
『あたりまえ』
という表現をするときに
使います。

『そんなことは、当たり前よ』
と言うときに、

『にごじゅう』って言うのです。

ちょっと前置きが
長くなりましたが、

わたしにとって、
『母から言われること』というのは、

幼いころから
『にごじゅう』でした。

『母の言うこと』を
疑ったことなんて
まったく、ありませんでした。

だから、
子どもがいないんだから、
『保険に入っておきなさい』
と言われると

あたりまえに、
自動的に、
わたしは『保険に入った』わけです。

それで、
何年も、何年もたって、
どうなったかというと、

『あー、生活がしんどい』

『支払いが多いよねー』

『給料が少ないよねー』

『お金がたりないよねー』と。

そして、
さらにわたしは、
『不妊治療』であたまが
いっぱいになり、

その後『子なし』が確定した
ショックもあって、

数年間、
ただただ、しんどくて、
なにも
手がつかなくなりました。

その間、
どんなことをしていたのか?

どんな家事をしていたのかも
よく覚えていません。

ただ、ただ、
ぼんやりしたり、
引きこもったり、

寝込んだり、
涙がでたり、

家と会社の往復をして、
病院に行って、

でも、
何をどうしたらいいのか
よくわからない。

そんな毎日を
送っていました。

だから、
『家計のこと』を
真正面から見つめることが
できませんでした。

なんだかとても、
怖かったのです。

 



『苦しい家計』の正体

そうこうしているうちに、
2016年になり、2017年

『今年』になりました。

わたしは、
月日を重ねるごとに、

日に日に
パワーを取り戻し、
元気になっていきました。

すると、
『見えてくる』ではありませんか

『苦しい家計の正体』が

あのオババ、
ウチの母が言っていた
『保険』

『保険に入りすぎだ』ということに
わたしはようやく
気がついたのです。

母は言います。

郵便局の養老保険が
今年満期になるんでしょー。

いいよね~

お母さんの言ったとおりでしょ~

おいおいおい
なに言ってんだと。

アレらを払うのは
メチャメチャ
大変だったのですよ。

っていうか、
満期で全額はおりませんヨ。

払えなくて、
貸付してもらってたからサー。

自転車操業です。

満額の保険金と
相殺されて、

ほとんど、
戻ってこないんですよー。

支払ってばっかりで、
損、損、損。

まーさーにー
『保険地獄』

『保険料』を支払うために
わたしは20年間

働いてきたような
ものですな。

もうね
ダメです。

昭和24年生まれの
普通のオバチャンの
言うことを聞いていたら。

昭和時代の
『一般のヒト』のやりかたで、

この平成も
終わろうかという時代に、
『同じこと』をしていたら、

『お金』は増えませんね。

っていうか、
苦しむいっぽう。

身にしみて
わかりました。

『毎月の支払い』で、
どんどん苦しくなる
いっぽうでした。

あーあ

とんでもない目にあいましたよ。

百万円の羽毛布団の
60回ローンとか。

デッカイ食器棚とか。

デッカイ食卓テーブルとか。

『8人掛け』とか、
いったい誰が座るんじゃいっ

大きな新車じゃないと
ダメとか。

アフォかと。

もうねー
バブル期でもありませんしー。

右肩上がりでも
ありませんしー。

終身雇用なんて、
ありませんからー。

コンパクトに
シンプルに、質素に
生きていきたいんですよ
わたしは。

あーあ。

『不安』『不安』って
いつも言ってる母と、
『同じこと』をしていたら、

わたしも母と同じのように
『不安だらけ』になりますよね。

そりゃそうかー。



お金の勉強をゼロから始めるぞ!

わたしは
『お金のこと』
『保険のこと』について、

あまりにも『無知』でした。

そして、
よくよく考えると、
『お金』や『保険のこと』を

きちんと
教えてもらったことなんて、
ナイのです。

自分から学んだことも
ナイのです。

だから
『知らない』のです。

『知らない』から、
『それがあたりまえだよ』と言われて

信じたわけです。

コワイですよね。
『無知』って。

ウチの親は
昭和24年生まれで、
バブル期、高度経済成長
終身雇用
どっぷり人間です。

その親がやるように、
わたしは『お金』と接していた。

だから、
『うまくいかなかった』のですね。

あーあ。

 

2017年も
残り3か月を切りました。

でも、めげませんヨ。

失敗だらけですが、
この人生は、
『わたしの人生』です。

『母のせい』
『親のせい』
ばかりにしていては、
前には進めないのです。

大いに反省です。

『お金のこと』もふくめて、
将来のことを、

わたしは具体的に、
今から仕切りなおそうと、

心をあらたにするのでした。

お金と保険の勉強
がんばるどー。

ではまた!

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年

 

 - これからの自分の人生を考える, ふたり暮らしの日常