子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

過去にとらわれず、前を見つめて生きていく。

 

 

こんにちは。

いつもご覧いただき、
ありがとうございます。

さて先日、
ザックを買いました。

『ザック』というのは、
登山用のリュックのことです。

なんとワタクシメ
この秋より、
『登山』を始めることにしました。

まずは
ダンナとふたりで。

 

『登山』を始めようと思った理由

 

今年わたしは43歳。
ダンナは53歳です。

そして、
わたしたちのまわりにも、
50代、60代以上のかたが
多くなってきました。

そして最近、
その人生の諸先輩がたから、

こんな言葉を
よく聞くようになりました。

『残り』が少なくなってきたから、
『人生、楽しまないとネ!』と。

 

そういえば、たしかに、
50代を超えると、

なんだか急激に、
体力がガクン、ガクンと
落ちるようで、

さらに、
高血圧や糖尿病、
動脈硬化、心臓病、脳梗塞、

白内障、緑内障

『ヒザが痛くて、
階段上れない』とか。

なんだかみんな、
いろんな『体の不具合』を
抱えながら
生きているワケです。

そして何度か倒れて
運ばれていたり、
手術したかたとか、

まあまあ
ふつうに、身近にいるのです。

だから、
わたしたち夫婦も、

こう言っては
なんですが、

『そうなるまえに』
残りの人生を
『楽しもう』と考えたのでした。



過去にとらわれず、前を見つめて生きていく

これまでは、
『子供がいない』ことで、

絶望したり、泣いたり、
自分の親を憎んだり、

そんな自分を
ひどく嫌ったりして

いろんな
苦しい思いをしてきました。

だけど時が経ち、
いろんな人々と出会い、

わたしは
気づきました。

『子どもがいないこと』は、
わたしの人生の『すべて』ではない。

『子どもがいないこと』は
まぎれもない
『事実』なんだけれど、

でもそれは、
わたしの人生の
『一部分』に、すぎないのだと。

だからもう
『罪悪感』から卒業しよう。

堂々と、
前を向いて生きていこうと。

『子どものいない自分』を、
自分で嫌悪せず、
悲しまず、

『不完全な自分』を、
もう許してあげよう。

『このままの自分』でいいのだと、

自分が、自分を大切にできなくて、
誰が大切にしてくれるのだ。

さあ『自分自身』を
あたたかく
受け入れようと。



人生への再挑戦は何度でも。

2017年秋、
ようやく、登山に挑戦できるような
心身に回復しました。

数年前までは、
ほぼ『引きこもり』で、

寝ては起き、
起きては寝込みの毎日でした。

外へ出て、人に会うことが
苦痛で悲しくて、
たまりませんでした。

自分のことが、
はずかしくて、なさけなくて、
嫌いで嫌いで
たまりませんでした。

だから、ヒトと会うのが
ツラかったのです。

でも、
そんなわたしでしたが、

この秋、
『子供がいない自分』を
まるごと
『受け入れる』ことにしました。

すると、ずいぶんと
ラクになれた気がします。

だいじょうぶ。
問題ない。

子どもがいなくても、
わたしはわたしだ。

レールからはずれ、脱線、
フェードアウト
しちゃったけれど、

人生なんて、
なんどでも、
再挑戦することができる。

さあ、いよいよ
わたしの人生も『折り返し』だ。

後半戦のはじまり、はじまり。

これからは、
『自分ファースト!!』

自分自身のために
生きていこう!

 - これからの自分の人生を考える