『授からなかった子供』がわたしにもたらしてくれた人生。
暑くもなく、寒くもなく、
雨も降らず、
真っ青な空のもと、
ヒジョーに快適に過ごせた
この１０月も明日で終わり。
朝晩の『冷え』と、
ビュービュー吹き始めた横風に、
冬の訪れを感じ始めた今日この頃
いかがお過ごしでしょうか。
わたしのほうは、
ブログを放置したまま、
この数週間、
どこへ行っていたのかというと、
家、部屋の
『ただの模様替え』のつもりが、
勢いづいて『ＤＩＹ』に発展したダンナと一緒に、
『木材』を求めてホームセンター巡りをしたり、
植物を育てることに『ピーンと来た』わたしは、
県内の『園芸コーナー』だけでは満足できず、
『素敵な苗』を求めて
ついに『県外』まで足を延ばすようになりました。
コトの発端は、
毎朝、目覚めたときに
『あーもー、
会社 行きたくねーな』とか思うので、
コレは朝イチから、
あまり良い心理状態ではないな。
こーいうことをいつも思ってたら
『ステキな一日のスタート』には
ならないなー
せっかくの『さわやかな朝』が、
台無しじゃん、
などと気づいたからでした。
そこでためしに、
目覚めた瞬間から、
『ガーデニングや園芸の雑誌』を
おふとんの中で３０分ほど眺めるようにしたところ、
なんだか、こう、
自分の中から、
ソワソワ
ウキウキするようになり、
うわー
こーいうお庭って、ステキー☆
いいなー
こーいうの。
鉢植えでいいから、
わたしにも何かできないかなー。
ムリかなー
ムツカシイかなー
あーでも、
『やればできるんじゃないだろうか』
そうだ
やってみよー！
土日は、
コレに全部費やそう！
平日５日間、会社へ行ったら、
土いじり、植物いじりだー。
すごく楽しみ―！
と、
そんなことになったのでありました。
ダンナは、
愛猫『チャマ』のために、
部屋の大改造。
『オレの部屋』ではなく、
『チャマの部屋』にオレがいる状態。
ＤＩＹ祭り。
そしてなぜか、勢い余って
水槽も増え、
ソコに熱帯魚を飼う人なら必ず憧れるという
古代魚『アロワナ』をまた飼うのだ
とか言っている。
わたしたち夫婦、
いったいどこへ向かい始めたのか。
ダンナがいる、
わたしがいる、
チャマがいる。
熱帯魚のメチニスくんと、
その奥さんの２匹がいて、
今度、
アロワナくんがやって来るらしい。
ダンナの愛するサボテンも
またひとつ増えた。
玄関先には、わたしの鉢が増えた。
『ゆくはし植物園』で買った
県内では見たこともない、
ステキな花の苗が増えた。
花と緑が
すこーしづつ、
わたしの周りに増えていく。
わたしは
それがとてもうれしい。
去年、荒れた庭で出会った
『ジョウビタキ』という
オレンジと黒の小さな渡り鳥が
昨日、
中国大陸から帰ってきた。
朝ごはんを作っていると、
窓の外から
『ピイ ピイ』と聞こえるので、
玄関を飛び出て、
声のする方を見上げたら
そこに彼がいた。
４月に姿を消してから、
ほぼ半年。
オスなので、
なぜか直感で
『やすお』と名づけていた。
すごーい
『やすお』が帰ってきたー！
今年もあと２か月。
あっという間に今年も終わり。
だけど、
今年は本当にいい年だった。
もしかしたら、
これまでで、１番いい年なんじゃないか？
『老後の安心』という『子供』はいないし、
特に何もない『夫婦ふたり生活』だけれど、
でも、
なんだかわたしには、
いっぱいうれしいことがあるなぁと。
そうか、
これでいいのだと。
このまま、
こういうふうに、
『うれしい状態』で生きていけばいいのだと、
そんなことに気づいた
２０１５年の晩秋。
ただいま４１歳。
ダンナは５１歳。
人生はこれからなのだっ（＾＾）/
ではまた。
今日もまた、素敵な１日でありますように☆
今日、気づいたこと
『授からなかった子供』がわたしにもたらしてくれたのは、
新しい生き方。
自由な生き方。
ウキウキする生き方。
ウキウキする人生。
【渡り鳥ジョウビタキの『やすお』】
2015.2撮影 荒れた小庭を耕していると、必ずやってくるのでした。