子供のいない人生だから、できること

『子供のいない人生を歩むことにしました』2nd! ひと山越えて、これからも夫婦ふたりで歩いていく。身のまわりの小さなことから、幸せを発見する日々の記録。

1年に1度しかない季節を過ごす

 

 

先日、
少し散歩をした。

だいぶ
寒くなってきたせいか、

空気の澄んだ空は、
とっても青かった。

はあ~

なんて平和なんだ~。

いつもは『車』で通る道を
『歩いてみた』だけなのに

いろんな発見があった。

夏場は『緑』で、
あんなに生い茂っていた木々が、

茶色くなって、
ホロホロと。

青い空をバックに
イチョウの木の『黄色』が
ハッとするほど
まぶしい。

数か月前まで子犬だった、
よそのおうちの
『黒柴ちゃん』が、

『青年』のようになっていて、
その成長の早さに
とても驚いた。

おお~
なんだか
『お兄ちゃん』になってる!

犬って、
どうしてあんな
オメメで見つめてくるんだろう

『遊んで』
『遊んで』って、

目で話すよなぁと。

 

そういえば、今月、
ウチの小庭に、
『ジョウビタキ』という
スズメくらいの渡り鳥が

中国大陸から
帰ってきた。

カレは『オス』なんだけれど、
とても美しい
オレンジ色とブラックの
ツートーンで、

声高く
『ピイッ、ピィッ』と鳴く。

あるとき、
台所で大根を切っていたら、
その鳴き声が聞こえてきた。

包丁を置いて
あわてて
おもてに出ると、

お向かいの電線にとまって、
聞き覚えのある声で
元気そうに
鳴いていた。

うわ~
帰ってきたー!

あたたかくなった
今年の3月に、
『大陸』へ渡って行って、

寒くなる11月に
また日本へ戻ってきたのだ。

わたしは
とてもうれしかった。

長靴をはいて
小庭を耕していると、

カレは
いつのまにかやってきて、

土から出てきた
ミミズを
つついたりしている。

翌日も、
その翌日も。

わたしが
『土いじり』を始めると、
必ずどこからか
やってきて、

1メートルくらい先で、
そんなことをやっている。

ひとりと一羽。

不思議な時間。

わたしは
それがいま、
とても楽しみでならない。

カレは
あたたかくなる前の3月に
大陸へ渡って行く。

だから、
こういう『楽しみ』は
それまでの
『4か月間だけ』という限定つきだ。

 

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そして
こういうこともあってか、
最近、『さみしい』とは
思わなくなった。

でもいつか
『子供、欲しかったなぁ』と
また思うのだろうけれど、

だけどもう、
それはそれで、
べつにいいのだ。

そう思って
『当然だ』と
わたしは思うから。

『子供に恵まれなかった』のも
『わたしの人生の1ページ』なのだから、

数年たってから、
またしみじみ
思うことだって

そりゃあ
あるに決まってるサと。

だから
その心のままに

しみじみと
またそう思えばいいのだと。

いやぁ~
やっぱり
子供はほしかったよねと。

だって本当に
ほしかったんだもの。

それでいいんですよ。

『そう思う』自分のことを、

『つい思ってしまう』とか、

『なかなか思いが消えない』とか

『ダメだなぁ』とか、
『ツライ』とか

罪悪感を感じるとか、

『間違ってる』とか
『ダメな自分』だとか。

でももう
そういうのは
『卒業』していい。

自分の心に
『浮かぶ思い』に対して、

自分で自分を
追い込まなくていいと
わたしは思うのです。

自分で自分を
責めなくても、
罰しなくても

もうよいのです。

もっとラクに
生きようよと。

もっとラクに
生きていいんですよ
わたしたちは。

自分の思うように

好きなように
生きて行っていいんですよ
わたしちは。

だって、
どんなに自分を責めても、

『子供がいない』事実は
何も変わらないし、

この人生は
たった『1回』しかないのだから。

えーい

もうっ
ぜーんぶひっくるめて
『自分の人生』だ

ここで
キッパリと言っちゃいます。

『子供を持つこと』だけが
女の人生ではないハズだ。

わたしは
それを確認するために、

これからも
生きてまいります。

バアサンになっても
このブログを書いてやる。

ほそーく
ながーく

続けていきたいと
思っております。

さあ
本日は『立冬』

ついに冬が
やってまいりました。

2016年の冬は
1回しか来ませんよっ

思い出いっぱいの
季節でありますように。

それではまた!

 - これからの自分の人生を考える, ふたり暮らしの日常