『40代』 ココからだ!
おはようございます。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ケーキとお茶を飲んで、
おしゃべりをして、
ゆったりと過ごした
ある日の午後。
『菜の花畑』を見つけた
どんどん進んで行った。
ふと足元を見た。
なんと、
『わたし』がいるではないか!
とってもうれしくなった。
『ねえ、ねえ、こっちに来て!』
ゆっくりやってくる
ダンナを呼んだ
だんだんと、
日がかげる、
日が沈んでゆく。
あっ
そうだ!
わたしはダンナへ
『手をつないで!』
と言った。
今をときめく
『10代』『20代』が
ソコにいたら、
わーわー言って
はしゃぎすぎの
ビックリな
ただのオバハンである。
『菜の花畑で、はしゃいでいる
おばさんがいたー。
まじ、キモーイ。』
である。
ひゃっほー。
『10代』も
『20代』も、
『この前』のようで、
でも、
『ずいぶん昔』のようだなぁ。
なつかしい。
甘く、
ちょっとにがい、
春の思い出。
『お勉強』をし、
からだが、
どんどん『成長する自分』
だけど、
自分が『実は何も知らない』
ということを
『何も知らなかった』
だから、
『なんでも知ってる』
気持ちになっていた。
20歳を超えたから、
『大人になった』
そう思っていた。
なってみてわかった。
『大人』というのは
深かった。
『生きてる年数』だけでは
ないのだなと。
『30代』は、
仕事や、家事や、
嫁業や、妻業、
ナンタラカンタらで、
『爆走』した。
『正解』
『不正解』
にこだわって、
自爆することもあった。
自分にとって、
『あたりまえ』のことが、
『あたりまえ』ではなかったりした。
でも、
『頑張れば報われる』
そう思って、
『頑張り続けた』
ひたすら走って、
走り続けた。
『爆走』は、
『暴走』に見えたかもしれない。
それが
わたしの『30代』だった。
世の中は、
『白』と『黒』だけではなかった。
いろんな『グレー』があることを知った。
『頑張った』ことは、
『報われない』こともあるのだと知った。
そして
やってきた『40代』
『頑張ってきた』ことは、
『形を変えて』
あとから報われるのだと知った。
振り返ると、
『10代』や『20代』が
とてもかわいらしい。
初々しいと思う。
『大人』だけれど、
白いキャンパスのよう。
世の中のいろんなことに、
一喜一憂、
反応していたり、
ストレートだったり。
『誰かとつながっていないこと』に
なにかを感じてみたり。
気がかりでならなかったり。
『自分は正しい。
間違っていない』とか、
それって
『ジョーシキ』だよね
とか。
『背伸びしている』自分に
気づかないこともあるだろう。
『負けたくない』とかも
心のどこかで思うだろう。
先を越されたとか、
なんで?とか。
『不公平だよね』とか。
いっぱい、
いっぱい、
納得いかないことが、
出てくるだろう。
傷ついたり、
涙する夜もあるだろう。
『世の中がおかしい』
『〇〇がおかしい』だとか、
飲んで、食べて、
口にして、
痛い失敗も
重ねていくことだろう。
そして気づく『40代』。
『いろんなこと』がわかって、
これから見つめる人生。
そうか、
『自分の人生』は、
実は、
ココからが『勝負』だったのだと。
実は、
『人生は、ココからがスタート』だったのだと。
人生の『中間地点』に立って、
後を振り返り、
そして、
前に続く道を見つめる。
これまで
『いろんなこと』を
乗り越えてきた。
だから、
見えるはずだ。
どの道を歩めば、
自分が『納得』できるのかを。
だから、人生は
40代からがおもしろい。
これは間違いない。
ちょっと、
『影が薄かった』ので、
また来よう。